外来と病棟に勤務する看護師の仕事ストレッサーとその関連因子
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概要
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臨床看護職者の仕事ストレッサー測定尺度(7下位尺度 33項目)を用いて,看護師116名(外来29名,病棟87名)の仕事ストレイン得点と属性との関係を調査した.外来勤務者の方が「仕事の質的負担」に関するストレイン得点が高かった.正規雇用者の方が非正規雇用者に比べ「患者との人間関係」の得点が高かった.「医師との人間関係と看護職者としての自律性」では研修会参加経験を有する人の得点が高く,看護経験年数が長いほど,「死との向かい合い」および「医師との人間関係と看護職者としての自律性」の得点が高かった.看護師がストレインと感じる仕事ストレッサーは勤務領域や雇用形態,看護経験年数,研修会への参加などによって異なっていた.
著者
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楠葉 洋子
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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平 智津美
医療法人光晴会病院
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楠葉 洋子
長崎大学医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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楠葉 洋子
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
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平 智津美[他]
医療法人光晴会病院
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楠葉 洋子
長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 保健学専攻看護学講座
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