療養所訪問を通してハンセン病問題を考える(1) : 駿河療養所回復者の聞き取り事例から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会」は、らい予防法違憲国家賠償請求訴訟(1998年7月31日、熊本と鹿児島の療養所のハンセン病回復者13人が国を訴え、2001年5月11日国と国会の不作為が問われ、原告勝訴の判決が熊本地裁で言い渡された。これ以降、国賠訴訟と表記)の支援に取り組んでいたメンバーが中心となり、2002年5月に結成した。「熊本判決を踏まえ、真実を学び、行動しよう」を合言葉に、療養所訪問、回復者の方々との交流、関連団体と協力し映画会・集会の開催などの活動を微力ながら続けてきた。今回は、2009年10月に駿河療養所(静岡県)を訪問し、療養所内のフィールドワークに参加した状況や、北海道出身者の方をはじめ、数人の回復者の方々からお聞きした内容について報告したい。
著者
-
菊地 和美
藤女子大学人間生活学部食物栄養学科藤女子大学大学院人間生活学研究科食物栄養学専攻
-
菊地 和美
藤女子大学
-
菊地 和美
藤女子大学人間生活学部食物栄養学科 ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会
-
井上 昌和
ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会
-
浅川 身奈栄
ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会
関連論文
- 療養所訪問を通してハンセン病問題を考える(1) : 駿河療養所回復者の聞き取り事例から
- 小麦粉の一部に化工澱粉を添加した食パンの調理科学的特性
- 保育所・幼稚園における食の思い出調査 : 家庭でのしつけとの関連をふまえて
- 北星社会福祉研究助成報告 ハンセン病問題と強制隔離政策--北海道出身者の聞き取りから
- 北海道出身ハンセン病回復者に対する支援の手がかり--北海道出身ハンセン病回復者のナラティブ
- 北海道産クロテッドクリームとジャムを用いた調理体験--トッピングの指導
- 北海道産クロテッドクリームの性状に関する研究
- 若年者の食育に関する意識と実態
- 特別寄稿 薬害エイズを共に生きて--私たち夫婦の物語
- 北海道における米の摂取状況と調理状況について : ─年代別による比較─
- 居住形態からみた***の健康と食生活との意識調査
- 札幌市内女子大学生の食行動と食傾向について : 学科別の差異と食教育の重要性
- 女子学生とその毋親の欠食状況と健康との関係
- ホイップクリームの物理化学的特性ならびに嗜好特性
- 大学生を対象とした食生活実態調査(第2報)
- 若年者の食生活と健康に関する研究(第4報)民間伝承による病気の手当法
- 若年者の食生活と健康に関する研究(第3報)国民栄養調査に準じて比較したカルシウム及び鉄の摂取状況
- 若年者の食生活と健康に関する研究(第2報)貧血やアレルギーの有無と日本型食生活
- 若年者の食生活と健康に関する研究(第1報)貧血やアレルギー者の身体状況と食習慣
- 給食経営管理実習における環境に配慮した食事計画の取り組み
- 加工澱粉糊液の性状に関する研究
- 療養所訪問を通してハンセン病問題を考える(2)
- 女子中高生の健康と食生活との意識の現状
- 療養所訪問を通してハンセン病問題を考える (2)
- 人間生活学部人間生活学科選択科目 『食物学演習』 について : 2009年〜2010年度の学生レポートより
- 北海道産クロテッドクリームの品質に及ぼす冷凍の影響
- 北海道産にしんみその調理科学的特性
- 石狩市内の保育園における食育活動
- 療養所訪問を通してハンセン病問題を考える (3)
- 男子中高生の健康と食生活との意識の現状
- 米粉を利用した商品の特性および嗜好性に関する研究
- 療養所訪問を通してハンセン病問題を考える (4)