日本産イラガの新属新種
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概要
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1988年8月,本会会員の間野隆裕氏によって極めて特異な小型のイラガの♂1頭が三重県宮川村で採集された.その外観はスンダランドからフィリピンにかけて分布するPenthocrates Meyrick,1934にやや似るが,前後翅の脈相や交尾器の形態は同属と一致しないため,新属新種Isopenthocrates japona gen.et sp.nov.,トビスジイラガ(新称),として記載した.
- 日本鱗翅学会の論文
- 2004-01-20
著者
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