ミャンマー産ミドリモンコノハの1新種

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概要

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• ヒメアケビコノハ属の新種,Othreis splendida sp.n.をミャンマー北部Putao産の3♂に基づいて記載した.本新種は前後翅の模様などからボルネオのO.kinabaluensis Feige,1976に似るが,図示のように前翅外縁は法状を呈さず,後縁も丸みを帯びるほか,前翅中央の緑色紋もkinabaluensisに比べて遥かに大きいので容易に区別できる.♂交尾器の基本設計はkinabaluensisと同じだが,tegumenの肩部から生じる突起は極めて長く,valvaの背縁からも2本の目立つ突起を生じるなど,顕著な相違が見られる.

• 1999-01-20

著者

• 吉本 浩

  Tokyo High School

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