Meaningfulな語学学習センターに向けての初動調査 : 英語サポートルームの4つの方針
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概要
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With the importance of English skills getting stronger each year. in July of 2008. the Center forGeneral Education of the Univesity of Tokushima established an Language Learning Center. The initialimplementation was based on the three psychological needs of the Self-Determination Theory (1): Autonomy.Competence,and Relatedness,in addition to a third; Relaxed Environmet. These principles have led us tobelieve that we have created a meaningful learning environment for language learners. A questionnaire ofthese principles was administered to a few of the 650 [December 2008)learners. The results show that three ofthe four principles. Competence. Relatedness,and Relaxed Environment. were maintained strongly showingthe effediveness of our Language Learning Center. However,though showing high results on individual items,the Cronbach Alpha showed a low reliability suggesting further investigation on the principle of Autonomy.大学を取りまく国際化がますます大きなものとなっている。英語教育の充実は欠かせない。本学でも英語教育の充実は優先的課題といえる。英語学習を支援するために2008年7月にEng1ishSupport Roomを発足した。開始以来、英語コミュニケーションを体験するための場、英語の自主学習を行うための場、英語学習に関する相談・指導、英会話講座、語学試験対策講座、英語基礎講座などの課外授業の提供が主に展開している。ESRは4つの方針を持っての発足になった。3つの方針はDeci&Ryanの自己決定理論の心理的欲求の「自律性・有能性・関係性」である。それに加えて、「環境づくり」から始まったESRである。今回の初動調査の結果からは4つの方針中3つの方針:有能性・関係性・環境づくりを強く支持することができたと解った。自律性に関してはこれから検討していくものとする。しかし、今回のアンケート結果を見るとESRは学生にとってMeaningfulな学習時聞と場を提供しているといえる。
著者
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Fukuda Steve
徳島大学全学共通教育センター
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坂田 浩
徳島大学国際センター
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Sakata Hiroshi
The University Of Tokushima International Center
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Sakata Hiroshi
University Of Tokushima
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Sakata Hiroshi
The University Of Tokushima
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