学生の多様性に対応した授業設計とリスク管理
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概要
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Corresponding diversity among students is one of the urgent concerns in Japanese schools. As aframework to correspond students’ diversity in a class, Kolb presented the theory called Experiential LearningTheory and proposed the need for teachers to design and organize a class with more variety of teachingstyles. The present paper will demonstrate (1) how to design more effective class for students’ learningpreferences and (2) how to manage possible risks in designing such class.「多様な学習者に対応する」ことは、日本の学校教育における緊急な課題の一つであると考える。学習者の多様性に対応する枠組みとして、Kolbは「体験的学習理論」を提唱しており、その中でより多様な教授スタイルを用いながら授業を構築する必要性を述べている。そこで、本稿では(1)学習者の好みに対応した効果的授業をどのように構成するか、そして(2)そのような授業を構成する際に考えられるリスクにどう対応するか、について述べてみることにしたい。
- 徳島大学の論文
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