鑑賞教材開発における題材観と題材例 : 地域から世界への視点
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概要
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本稿は「地域から世界への視点」をテーマに,題材の捉え方-題材観に関して,その概念と論理について検討したものである。題材観には3点の内容が含まれる。1つは,『学習指導要領』を踏まえた授業のねらいや学習課題との関連について。2つめは,鑑賞する作品が多くの中から選定された理由で,美術的価値について。3つめは,現代の生活や文化との関わりの観点から,美術・工芸の普遍的な意味についてである。その題材観に基づいて,既に選出した5つのトピックスの根拠を明らかにし,改めて題材例として作品を選定した。
- 美術科教育学会の論文
- 2009-03-21
著者
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