立位保持訓練のための下肢他動的運動機能の実装とその妥当性
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概要
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本研究は、脊髄損傷者の立位保持訓練を補助することを目的に病院および福祉関連施設等のリハビリテーション訓練室で使用されている起立補助装置を基盤として、利用者本人および介助者が利用しやすく、起立保持訓練の有効性の高い立位保持訓練装置の開発を目的に研究、開発を行ったものである。起立補助装置による起立動作の補助は、脊髄損傷者の健康維持、管理および介助者の身体的負担を軽減するものであり必要である。本研究では、脊髄損傷者の立位保持訓練のための起立と立位保持機能を有し、起立時に上肢の運動による下肢他動的運動機能を備えた起立運動装置の機能試作機を製作し、試作機を用いた評価実験およびリハビリテーション訓練室における使用状況調査、インタビュー調査によってその有効性を確認した。下肢に麻痺があり随意運動が困難な脊髄損傷者のための下肢他動的運動支援の可能性について示す。
- 2010-01-31
著者
-
青木 幹太
九州産業大学芸術学部
-
片本 隆二
総合せき損センター
-
岸 信彦
九州産業大学
-
藤家 馨
総合せき損センター
-
藤家 馨
総合せき損センター医用工学
-
青木 幹太
九州産業大学
-
青木 幹太
セノー株式会社開発本部
-
片元 隆二
総合せき損センター
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