看護婦イメージに対する研究(2) : 学年別による検討
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概要
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本研究の目的は,本学学生の看護婦に対するイメージの特徴,および学年進行による看護婦イメージの変化について検討することである.対象は,本学看護学科の1年生100名,2年生92名,3年生86名の計278名である.調査は1998年11月に行った.主な結果は以下の通りである.1.本学学生は全体的に看護婦に対して肯定的イメージを抱いている.その特徴は,「責任感のある,技術がある,やりがいのある」というイメージである.しかし,一方で「重労働で,辛い」という否定的なイメージもあわせもっている.2.学年が進むにつれて肯定的イメージが強くなる傾向がある."知性","職業的魅力"の因子の項目に肯定的な変化がみられた.3.イメージの差は,看護婦に必要な要素に対する認識の違いを表していると思われる.
- 新潟県立看護大学の論文
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