接地足蹠面からみた足の矯正指導と性周期ホルモンに関する基礎的研究 : 接地足蹠面からみた足趾の状態と重心動揺面積,重心動揺軌跡距離との関係
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概要
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接地足蹠面から生殖器系と関係のある第5趾の状態を知り,第5趾を中心に矯正指導することにより性周期ホルモンとの関係はあるのか,性周期ホルモンの改善はできるのかどうかの基礎的研究として,今回,接地足蹠面の状態を測定した.同意の得られた146名の女子学生の接地足蹠面,重心動揺面積,重心動揺軌跡距離の測定,足の観察と触診,半構成的質問紙調査をし,有効被験者は132名であった.結果として,1.被験者の青年女性の体格は平均値に近似でデータとして使用できるものであった.2.両足の第5趾の無接地(浮き趾)は3割強であった.3.形態分類で健康な足の学生は9割弱であった.4.足圧が最も強いのは,踵側であった.5.健康な足で足圧が踵側にある学生が最も多く他の学生より5%水準の有意差がみられた.6.形態分類と足圧の分類において,重心動揺面積と重心動揺軌跡距離とに有意差はなかった.以上の研究結果から,今後,接地足蹠面と性周期ホルモンとの関係を研究するにあたり,第5趾の真性無接地(真性浮き趾)を抽出する方法を考えていく必要がある.
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