手回し発電機の活用による"電源"概念の形成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
生徒は"電荷のSourceが電源である"と考えがちである.これを,"電源の働きは電荷を移すだけ"という理解に到達させたい.その狙いに良く合うのがゼネコン(手回し発電機)で,このことが授業の流れの中で示される.また,ゼネコンの導入によって,生徒実験の個別化・活性化が進む.これらの点についても考察する.
- 日本物理教育学会の論文
- 1988-12-10
著者
関連論文
- 学習問題の出題形式と学習状況
- 「自作教科書」と「教科書批評」(教科書作成過程の実状と改善の方向)
- モジュール「光(ひかり)」の組み立てと実践
- 追いつめられるか?科学教育(次期教育課程に向けての動向)
- これからの理科の教育課程について
- 品格のある科目であってほしい : 学術会議科教研連委の動きより(学会報告)
- 3. 高校生の物理についての意識(第11回物理教育研究大会発表要旨(1994年度新潟大会),学会報告)
- 27a-X-2 高校物理教育の実状 II : 科目の学習と教授の実態
- 27a-X-1 高校物理教育の実状 I : 科目の選択と覆修の実体
- 高校物理における内部エネルギー概念の形成
- 手回し発電機の活用による"電源"概念の形成
- 教育実験用電源としてのゼネコン, その活用と考察
- マレーシアの留学生に対する予備教育 : 物理の指導を通しての考察
- 「ゴム管を伝わる波」の活用とその考察 : 実験を,面白く分り易くするために
- 環境教育行政の実態と問題点 : 長野県の市町村教育委員会を例として
- 環境教育行政の実態と問題点 : 長野県の市町村教育委員会を例として
- 教育課程と科学教育 (「21世紀に向けての科学教育」)
- 固体中の電子に働くローレンツカの生徒実験 : 生徒の理解プロセスとその指導
- 初等力学教育における「仕事」の扱いについて : 生徒の理解プロセスとその指導の例
- 高校物理における熱的諸概念の混乱 : 生徒の理解過程とその指導
- 聞き書き帳(4) : 隕石研究について,永田武氏に聞く
- 大学入試問題について : 近桂一郎先生と永田一清先生に聞く(聞き書き帳)
- 残念ながら,衰退を続ける日本の物理教育
- 高校教師の考えている"新物理教育像"の考察
- 物理の予備教育,学生はどんなところで戸惑うか : マレーシアでの波動の指導にもとづいて
- 物理のファンを育てる授業 : 生徒の「感想」から見た授業のあり方