自励振動する浮沈子
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概要
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従来の浮沈子は,浮沈子にはたらく浮力と重力を釣り合わせても,その釣り合いは不安定である。中間の深さで浮沈子を安定化できないかと考え,食塩水で密度勾配を与えた所,浮沈子を安定に宙吊りにすることができた。さらに食塩水の下部を温めて温度勾配を与えると,浮沈子は上下に自励振動する。条件がよければ1時間以上も振動が続くが,振動が止まった後は上部を水などで冷却すれば再び自励振動が続く。理想化した浮沈子モデルについて,このような自励振動の熱力学的効率を計算した。
- 2007-03-12
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