幼児期健忘に関する理論と今後の展望
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概要
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幼児期健忘と最幼児期記憶幼児期健忘に関する従来の理論 抑圧説 アクセス不能説 忘却説 子供のエピソード記憶能力の欠如による説幼児期健忘に関する最近の理論 潜在記憶と顕在記憶 自己概念と自伝的記憶の生起 エピソード記憶と自伝的記憶 エピソード記憶と時間的記憶今後の展望When we remember of our own childhood days, we will find that we have little memories about the time before 3 years old. This phenomenon was called 'childhood amnesia' by Freud (1905). In this article, some theories on childhood amnesia are reviewed. Then, we point out weak points on these theories, and indicate a new theoreticel idea based on Ohara (1994). The aim of this article is to show the fact that the occurance and the formation of autobiographical memory depend on the temporal organization of individual episodic memories. And finally we suggest that the childhood amnesia might well be explained from the obtained result that the period of the childhood amnesia is placed before the stage of temporal organization of episodic memories.
- 慶應義塾大学の論文
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