バス車内における高速無線伝搬特性(研究速報)
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概要
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バスや自動車の車内での高速インターネット接続や動画配信など乗客の快適性や利便性向上のために近距離高速大容量無線伝送が注目されている.しかしながら車内は金属板とガラス窓から構成された閉空間であり,また直接波が座席や乗客により遮断されるため100Mbit/s以上の高速広帯域伝送を実現することは難しいと考えられる.そこで本研究では長距離バス車内での超広帯域インパルス無線を想定し,遅延特性や伝搬損などについて実験を行った.その結果,遅延スプレッドは6〜16nsでバスの車内後方ほど小さく,また乗客によるシャドーイングによって直接波電力は4〜7dB減衰することを確認している.
- 2009-10-01
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