重み行列によりサイドローブフリー特性を実現するバースト信号の相関処理手法について(レーダ・信号処理,<特集>観測・計測・探査における電波応用の最新技術論文)
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概要
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レーダ受信信号の検出には,レンジ方向の相関処理であるパルス圧縮処理の他に複数の送信パルスに対する受信エコーへの相関処理としてドップラーフィルタ処理が用いられている.通常のレーダエコーは方位方向にも広がったブリップとなるが,ドップラーフィルタ処理はSN比改善の点で最適な処理ではなく,更に方位検出のためには信号の方位方向の広がりを圧縮することが求められる.本論文では,パルス圧縮に適用したサイドローブフリーの拘束条件のもとで最大SN比を満足するフィルタにより,方位ビーム幅圧縮処理も実現できることを示す.併せて本設計手法で導出される重み行列の理論的な解釈を示すとともに,サイドローブフリーとなった相関関数の有する特性についてパルス圧縮処理との比較をシミュレーションにより示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-07-01
著者
-
鈴木 潤一郎
(株)東芝社会システム社小向工場レーダ・センサ技術部
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鈴木 潤一郎
(株)東芝小向工場レーダ・センサ技術部
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篠永 充良
(株)東芝電波システム事業部
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西本 眞吉
防衛技術協会
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矢島 信一
東芝電波システムエンジニアリング株式会社
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篠永 充良
(株)東芝社会システム社電波システム事業部
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鈴木 潤一郎
東芝 小向工場
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篠永 充良
東芝
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鈴木 潤一郎
(株)東芝 小向工場
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