信号損が最小となるサイドローブフリーパルス圧縮処理の導出(計測・探査)
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概要
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チャープ信号のパルス圧縮処理は最適フィルタ受信処理とみなすことができるが、レンジサイドローブの発生が不可避である.このレンジサイドローブを抑圧するために窓関数を用いると信号損によりS/Nロスが発生することも知られている.また,サイドローブフリーなど希望する特性を実現する窓関数を収束演算などにより求めることは可能ではあるものの,同時にS/Nロス最小化という面を考慮していなかったためにS/Nロスが最小化されているのかは不明であった.本論文においては,従来実現されていなかったS/Nロスが最小でかつサイドローブフリーの両者の条件を満足する窓関数及びパルス圧縮フィルタの算出方法を示す.この導出されたパルス圧縮フィルタは,従来の窓関数による方法に比較してS/Nロスが少なく,レンジ分解能も高いことをシミュレーションにより確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-07-01
著者
-
篠永 充良
(株)東芝電波システム事業部
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西本 眞吉
防衛技術協会
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矢島 信一
東芝電波システムエンジニアリング株式会社
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西本 眞吉
(株)東芝官公電波システム事業部
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篠永 充良
(株)東芝社会システム社電波システム事業部
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矢島 信一
(株)東芝小向工場レーダ・センサ技術部
-
篠永 充良
東芝
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