パルスドプラレーダにおける新しいグループスタガ方式の処理概要とその性能検討(宇宙科学ミッション・衛星技術,及び一般)
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概要
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パルスドプラレーダにおけるブラインド周波数除去にはグループスタガ方式が広く用いられているが、レーダのヒット数が少ない場合は、同一PRIであるグループのパルス数が更に少なくなるため周波数分解能が低くなりフィルタリング性能の劣化を招いていた。今回の報告では、従来のようにパルス列をそれぞれのPRIグループに時間分割するのではなく、複数のPRIグループのパルス列をコヒーレント処理の対象となる同一の時間内に重畳する新たなスタガ方式を提案する。ここで提案したスタガ方式について性能評価した結果、従来の方式と比較して周波数分解能が高い狭帯域のフィルタが実現できるため、提案した方式によってS/N、S/Cともに従来よりも改善可能であることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-08-21
著者
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篠永 充良
(株)東芝電波システム事業部
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篠永 充良
(株)東芝社会システム社電波システム事業部
-
山崎 世支明
(株)東芝社会システム社小向工場基盤技術部
-
青木 善郎
(株)東芝社会システム社小向工場基盤技術部
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