流況曲線に基づく短期水収支法の竜の口山森林理水試験地への適用
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概要
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流況曲線に基づいて規準流出量を設定した短期水収支法により,森林総合研究所竜の口山森林理水試験地の1960年から1965年を対象に,森林が衰退していた南谷と,森林が健全であった北谷の日蒸発散量を算出した。その結果,全対象期間を通して両流域の日蒸発散量が算出された。また,1水年から22水年の異なる平均流況曲線を作成した場合,日蒸発散量から得た年蒸発散量と流域水収支法による損失量との差は1.5%から3.2%であった。本解析法が森林衰退期を含む竜の口山理水試験地のデータにも適用できたことにより,本解析法の汎用性の一端が示された。
- 2009-08-01
著者
-
林 拙郎
三重大学大学院生物資源学研究科
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沼本 晋也
三重大学生物資源学部
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沼本 晋也
三重大学大学院生物資源学研究科
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稲葉 誠博
三重大学大学院生物資源学研究科森林環境砂防学研究室
-
林 拙郎
静岡大学
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