裸地化した林床における強度間伐の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、強度間伐を施した前後の流出土砂量を比較し、下層植生が侵入することによる効果を明らかにするため、三重県津市白山町川口地内のヒノキ一斉林に設けられた観測区において、水文・土砂動態を継続的に観測し(沼本ら、2007、2010)、間伐施業の影響を評価したものである。植生被覆が土砂流出に及ぼす影響について、強度間伐前後を通して得られた表面流量と流出土砂量をもとに、掃流力およびUSLEの関係式を用いて検討した。
- 2011-02-00
著者
関連論文
- 三重における岩相と斜面破壊形態の特徴
- 富士山宝永噴火による足柄平野へのスコリアー洪水流の氾濫
- 流況曲線に基づく短期水収支法の竜の口山森林理水試験地への適用
- 2003年8月8日台風10号により三重県藤原町で再発生した土石流
- 能登半島地震による土砂災害の特徴
- 2007年3月25日能登半島地震による土砂災害の発生形態
- 2004年9月29日, 台風21号に伴って発生した三重県宮川村の土砂災害(速報)
- 2004年台風21号による三重県宮川村の土砂災害
- 砂防えん堤施工時の渓床堆積横断面を活用した土石流発生直前までの伏流水流出変化, 表面流発生プロセスの観測 : 三重県いなべ市藤原岳西之貝戸川での事例
- 1水年を通して日蒸発散量を算出する短期水収支法