活命法の実践が中・高年者の身体のバランスに及ぼす影響
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概要
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目的:本研究の目的は,定期的運動を実施する運動群(活命法を除く),運動していない一般群,そして活命法を実践している活命法群の問で身体のバランス能力を比較することであった。方法:被験者は40-70歳代の女性であった。活命法群は毎週1回,トレーニングを行っていた(40-50歳代,n=6;60-70歳代,n=9)。また,運動群は少なくとも週1回以上,定期的にトレーニングを行っていた(40-50歳代,n;7;60-70歳代,n=13)。一般群は運動をしていなかった(40-50歳代,n=7;60-70歳代,n=6)。片足立ちのテストは閉眼と開眼で行った。結果:40-50歳代では,活命法群が運動群及び一般群と比べて,閉眼の片足立ちの時間が有意に長かった。また,60-70歳代で,活命法群が運動群と比べ,開眼の片足立ちの時間が有意に長かった。考察:片足立ちのテストの結果は加齢の条件と開眼・閉眼の条件によって,バランス機能が適切に反映されたと考える。活命法は,中・高年者の身体のバランスを向上する可能性が推測された。
著者
-
津田 彰
久留米大学文学部
-
津田 彰
久留米大学大学院心理学研究科
-
津田 彰
西九州大学 リハビリテーション学部
-
津田 彰
西川病院
-
堀内 聡
久留米大学大学院心理学研究科
-
堀内 聡
久留米大学高次脳疾患研究所
-
津田 彰
久留米大学
-
津田 彰
久留米大学 大学院心理学研究科
-
金 ウィ淵
久留米大学大学院心理学研究科
-
金 ウィ淵
久留米大学
-
堀内 聡
久留米大学
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