小児看護実習後の看護学生の乳幼児に対するイメージ

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概要

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本研究は小児看護学の教育課題を検討する目的で,短大看護学科の学生47名を対象に,乳幼児に対するイメージに関連する質問紙調査を行った。小児看護実習と他領域の看護実習を終了した卒業に近い時期の調査結果を小児看護学開始時に行った調査結果と比較して,乳幼児のイメージの変化と影響要因について検討した。実習後の学生の乳幼児に対する思いやイメージは,乳幼児の存在を肯定的に受け止めているものがほとんどであった。また,小児看護実習の一つとして,保育所は子どものイメージ形成や扱い方を実感する上で大きな影響を及ぼす有効な実習場であることが明らかになった。今後の小児看護学における教育課題としては,早期の段階で乳幼児との関わりがもてるカリキュラムを設定することの必要性が示唆された。
名寄市立大学の論文

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