幼稚園と家庭との関わり方に関する研究
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概要
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今日家庭と幼稚園との関係や連携が強調されているが、それが強調されるようになった背景として指摘されている家庭や地域の教育力の低下に関しては、1950年代後半から60年代に渡って高度経済成長が進む中での家庭の変容の問題として早くから指摘されていた。本論稿では、家庭、幼稚園の各々にしか果たしえない役割と幼児教育における然るべき両者の関係について改めて理念的に整理した上で、具体的な関わり合いの中課題となることを検討した。具体的には、幼稚園が家庭に関わる仕方として行っていた両親教育に注目し、その理念、内容、方法などについて、また実際の効果や意義、問題点についてこれまでの先行研究によりながら整理し、そこから今日の問題状況の解決に資するような、家庭と幼稚園の関わり方、連携の仕方における課題について追究したい。
- 2008-12-20
著者
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