日本独自の自然・文化に根ざした独創性(キャリアパス「生物工学研究者の進む道」)
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概要
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1980年代には,バイオテクノロジー分野での米国の一番の強敵は日本と言われていた.これは,日本の風土に根ざしたバイオ技術の基盤が大いなる脅威であったためであろう.しかしながら,現在,バイオテクノロジー分野で常に世界をリードし,圧倒的な力と勢いで先頭を走っているのは米国であり,残念ながら日本は一部の分野を除き,大きく水をあけられている.PCR,オミックスに代表される網羅的解析手法などの基盤研究から組換え作物の育種などの応用研究に至るまで,数多くのブレークスルーが米国発である.米国の強さは,独創性を重んじる風土,潤沢な予算と数多い優秀な研究者,バイオテクノロジーを世界制覇のための戦略として位置付けた国家規模での取り組み,起業家精神,ハイリスク・ハイリターンの技術開発を目指したベンチャー企業の育成等々色々な観点から論じられている.
- 2008-10-25
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