節の長さと指示語の日本語産出時の語順への影響について : コーパス分析によるアプローチ(人間の日本語文理解・産出)
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概要
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本研究では「日本語話し言葉コーパス」(国立国語研究所,情報通信機構,2004)を用いて節の長さと旧情報という産出影響要因の語順に与える影響を考察した。二項動詞、三項動詞、及び二項動詞で移動場所の「に」節をとるもの三文型において節の長さと旧情報共にその語順に及ぼす影響が見られた。目的語が他の節より長い場合、もしくは旧情報を示す指示語を含む場合、話者はそれをかき混ぜ文として文の始めに産出するという傾向が見られた。同時に三文型においてその頻度と産出影響要因の影響に差が見られ、これは文型間の規範度の差によるものと見られる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-08-01
著者
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近藤 公久
日本電信電話(株)NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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近藤 公久
NTTコミュニケーション科学基礎研
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近藤 公久
日本電信電話株式会社 Nttコミュニケーション科学基礎研究所
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近藤 公久
Ntt Cs 基礎研
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山下 裕子
ロチェスター工科大
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近藤 公久
NTTコニュニケーション科学研究所
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近藤 公久
日本電信電話(株)ntt コミュニケーション科学基礎研究所
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