オントロジーを用いた異種仕様書にまたがる用語の一貫性確保に関する一考察(要求工学・仕様化技術)
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概要
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産総研包括フレームワーク(以下,AIST-FW)は,自治体においてユーザ主体の情報システム調達を行うための参照モデルである.各自治体は,総務省の業務・システム最適化指針による情報システム調達を求められており,いくつかの自治体でAIST-FWに基づく情報システム構築が進んでいる.AIST-FWでは,自然言語を用いて業務およびシステム要件を記述する.自然言語による要件定義は,ユーザを要件定義に参画させるための必要条件であるが,一方で,大量に作成される要件定義文書間の一貫性確保を困難にさせている.筆者らは,自治体の福祉システム開発において,実際に作成された要件定義文書を対象とし,一貫性確保のためのツールを作成,レビューにおいて使用した.その結果,多くの不具合が発見され,要件定義文書の品質を向上させることができたので,本稿において報告するとともに,自然言語による要件定義の在り方について議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-07-17
著者
-
和泉 憲明
独立行政法人 産業技術総合研究所
-
清野 貴博
産総研
-
和泉 憲明
産総研
-
橋田 浩一
産総研
-
清野 貴博
独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター
-
高木 理
独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター
-
橋田 浩一
独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター
-
橋田浩一
産業技術総合研究所
-
橋田 浩一
東京大学電子技術総合研究情報科学部
-
橋田 浩一
ICOT
-
橋田 浩一
Iccs/jcss99実行委員、日本認知科学会
-
橋田 浩一
産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター:科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業
-
橋田 浩一
独立行政法人産業技術総合研究所
-
清野 貴博
独立行政法人産業技術総合研究所 社会知能研究ラボ
-
橋田 浩一
東京工業大学大学院総合理工学研究科:産業技術総合研究所情報技術研究部門:科学技術振興機構crest
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