ウェールズ大学トリニティ・カレッジ調査報告および交流に向けての提言
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概要
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2006年11月にトリニティ・カレッジの代表者2名が本学を訪れた。その返礼も兼ねて、2007年9月に文化政策学部国際交流委員の3名が特別研究費の助成により同大学を訪問した。本稿では大学の概要や周辺の環境、留学プログラムについてまとめ、SUAC生の留学先としての評価も行った。さらに、同大学と文化政策学部の教育内容を比較して、共通点や交流により互恵となる分野の概要を示した(観光学、広告、アウトドア教育学)。芸術文化学科の立場からは、アーツ・マネジメント・プログラムについて調べ、両大学の教育内容の比較を行った。アーツ・マネジメント・プログラムを有している大学は世界でも限られるので、教育の充実と研究の向上のため、交流促進が望まれる。また国際文化学科・文化政策学科にとっても交流できる共通の教育分野が多くあること、1ヶ月の語学研修、および1〜2セメスターの長期留学によっても単位取得が可能なことなどから、大学間で国際交流を積極的に推進すべきであるという結論に至った。
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