発達障害児の医療システムと心理援助の現状について
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概要
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発達障害児に関する医療は長年「療育」と呼ばれ、一部の特殊な医療施設で行われるのが主であった。一般社会においては当然のことながら、多くの医療従事者にとっても認知度は低く、障害を持つ人々と発達障害児の医療行為には多くの誤解や偏見が持たれてきた。筆者らは救急総合診療や、医療者への継続教育(professional development)を担当してきたが、これらの経験をもとに、特に発達障害児の医療システムと心理的な概況と支援について、文献のレビューと現状認識について討論を重ねてきたものの一部が本稿である。充実した障害児医療システムの展開には、各診療機関の連携と医療の現場そのもののノーマライゼーションが必要であることが示唆された。
- 東北文化学園大学の論文
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