腎細胞癌の転移による気道狭窄に対する治療方針の検討

元データ 2008-09-15 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会

概要

症例1:気管支転移により中間幹が閉塞.中葉・S^6区域管状切除・気管支形成を行い底区を温存した.症例2:左肺門部リンパ節転移が左下幹に浸潤・閉塞.左下葉・舌区管状切除・気管支形成を行い上区を温存した.症例3:左B^<1+2>入口部に気管支転移,B^3を救うべくcovered Ultraflex stentを留置,しかしステントを越えて腫瘍が増大し,左主気管支から底幹にかけてsilicone stentを留置.その後も腫瘍増大のため切除を繰り返したが,気管下部にまで突出し呼吸不全死した.症例4:気管支転移により左主気管支が閉塞.症例5:気管支転移により右主気管支・左底幹が閉塞症例4・5に対して,Dumon Y stentを留置後,放射線照射を行い頻繁な切除を要しなくなった.腎細胞癌の転移による気道狭窄に対しては,可能な限り切除することが望ましいと考える.しかし切除不能あるいは耐術でない場合は,Y stentの留置後に放射線照射を行うことで気道確保が期待できる.

著者

山本 一道 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター 呼吸器外科
宮本 好博 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター 呼吸器外科
大角 明宏 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器外科
長井 信二郎 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器外科
今西 直子 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター 呼吸器外科
三浦 幸樹 市立岸和田市民病院 呼吸器外科
宮本 好博 国立姫路病院呼吸器外科
宮本 好博 国立病院姫路医療センター呼吸器外科
今西 直子 国立病院姫路医療センター呼吸器外科
大角 明宏 独立行政法人国立病院機構長良医療センター 呼吸器外科
宮本 好博 国立病院機構姫路医療センター呼吸器外科
三浦 幸樹 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器外科
宮本 好博 NHO姫路医療センター呼吸器外科
長井 信二郎 国立病院姫路医療センター呼吸器外科
大角 明宏 京都大学大学院医学研究科呼吸器外科
長井 信二郎 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器センター外科

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