3B6 コメントカードとテキストマイニング(教育効果の測定と評価(2),日本教育情報学会第23回年会)
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概要
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授業改善のために,学生や生徒による授業評価を行うことが一般的になってきた。しかし,実施の時期や集計・分析にかかる時間の関係から,得られた知見が回答した者に直接還元されることは難しく,次のセメスターや年度に生かされるという総体としての授業改善となる可能性が高い。また,学習レスポンスの収集方法は集計・分析の便を図り択一式となることが多く,設問も定型化しがちである。しかし,それでは有意な学習レスポンスを得ることはできないと考える。何故なら,学生や生徒は,アンケートに回答することは容易だが,思うところを自由に語ることができるとは限らないからである。ただし,回答方法を自由記述式にしたとしても回答者の記述の力や感情の問題から,それらを全て妥当な学習レスポンスとして受け止めることにも問題が残る。そこで,学生や生徒の自由記述による授業評価を迅速に集計・分析し,かつ妥当な知見が導き出せる分析方法を求め,見出した方法により自由記述での学習の振り返りの分析を試みた。
- 日本教育情報学会の論文
- 2007-08-20
著者
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