ユーザのドメイン移動に対応したSIPにおける発信者特定手法(セッション4:セキュリティーアーキテクチャ)
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概要
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電子メールにおけるSPAMのように,インターネットを利用した電話サービスにおいても迷惑電話は大きな問題である.これを排除するためには,まず発信者の特定を行うことが必要である.電話サービスのセッション開始プロトコルであるSIP (Session Initiation Protocol)には,RFC3261とRFC4474において,それぞれ共通鍵方式と公関鍵方式による発信者の特定手法が規定されている.しかし,携帯端末からの利用を考えた場合,携帯端末を特ったユーザがネットワークの管理単位であるドメインを移動した場合にも対応することが求められるが,SIPの既存の仕様では,ユーザがドメインを移動することは想定していない.そこで本研究では,RFC4474を拡張し,送信者のドメイン移動にも対応した発信者特定手法を新たに提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-03-21
著者
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中村 素典
京都大学学術情報メディアセンター
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中村 素典
国立情報学研究所
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中村 素典
国立情報学研究所学術ネットワーク研究開発センター
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中村 素典
総合研究大学院大学複合科学研究科
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高原 尚志
総合研究大学院大学複合科学研究科
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高原 尚志
総合研究大学院大
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中村 素典
国立情報学研究所|総合研究大学院大学
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高原 尚志
総合研究大学院大学
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