25 Martinellaアルカロイドの不斉全合成(口頭発表の部)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Due to the novel hexahydropyrrolo[3,2-c]quinoline nucleus as well as their potential use in medicinal chemistry, martinelline (1) and martinellic acid (2), isolated from the root bark of the tropical plant Martinella iquitosensis, have spurred intense efforts to synthesize them. Although there have been reported several total syntheses, the issue on the elucidation of the absolute configurations of 1 and 2 is still the subject of serious arguments. In addition, there have been reported few methodologies that allow facile construction of the tricyclic core in an enantiocontrolled manner. Herein, we describe the first asymmetric total synthesis of (-)-martinelline (1) and the second total synthesis of (-)-martinellic acid (2) based on the highly efficient Lewis base-promoted intramolecular Mukaiyama-Mannich/hemiaminalization reaction using imine 18. Unexpectedly, a comparison of their specific rotations suggested that the reported natural Martinella alkaloids are nearly racemic or mixtures of two enantiomers. To determine which of the two enantiomers confers biological activities, both enantiomers were also synthesized. Evaluation of the GPCR antagonist activity toward H_1-hiatamine receptors on human astrocytoma 1321N1 cells revealed that only (-)-(3aS,4S,9bS)-martinelline (1) exhibits GPCR antagonist activity.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 2007-08-24
著者
-
池田 周平
東北大院薬
-
中畑 則道
東北大院薬
-
中畑 則道
東北大学大学院薬学研究科 細胞情報薬学分野
-
岩渕 好治
東北大院薬
-
澁谷 正俊
東北大院薬
-
岩下 真也
東北大院薬
-
斎藤 将樹
東北大院薬
-
中畑 則道
東北大院・薬・細胞情報:東北大・国際高等研究教育機構
-
岩下 真也
東北大院・薬・細胞情報:東北大・国際高等研究教育機構
関連論文
- O2-3 インドナガコショウ成分の血管平滑筋,内皮細胞および血小板に及ぼす作用(一般演題2(口演),第52回日本平滑筋学会総会)
- マストパランの薬理活性:シグナル伝達への関与
- トロンボキサンA_2受容体の二量体形成および受容体会合タンパク質による活性制御
- 神経系細胞におけるcAMPによるERK1/2活性化のシグナル伝達について
- 87(P-22) 触媒的不斉Baylis-Hillman反応の開発とその天然物合成への活用(ポスター発表の部)
- 森田-Baylis-Hillman 反応をめぐる最近の進歩
- 38 ヘパラナーゼ阻害活性天然物トラキスプ酸の全合成(口頭発表の部)
- 108(P-32) 抗腫瘍活性天然物Fostriecin (CI-920)の合成研究(ポスター発表の部)
- 69(P-55) 植物キナゾリンアルカロイドfebrifugineを基軸とする新規抗マラリア物質への展開(ポスター発表の部)
- 3 新規海洋産神経毒(-)-Dysiherbaineと同族アミノ酸(+)-Lycoperdic Acidの全合成(口頭発表の部)
- 118(P58) 新規海洋産アミノ酸神経毒(-)-Dysiherbaineの全合成研究(ポスター発表の部)
- 69(P48) ビリジオファンジンAの合成と絶対構造の決定(ポスター発表の部)
- 60(P-35) Tricholoma属キノコから得られた新規テルペノイドtricholomalides A-Cの構造と神経突起伸展作用について(ポスター発表の部)
- 神経栄養因子の生合成にかかわる情報伝達系の解析
- 58(P19) 神経成長因子産生促進作用を持つケロウジ由来ジテルペノイド類の構造(ポスター発表の部)
- P-16 アスヒカズラLycopodium complanatum由来の新規アルカロイドの構造と生物活性(ポスター発表の部)
- 11 カイノイド型アミノ酸のキラル合成(口頭発表の部)
- A Convenient Synthesis of 2-Cyclopentenone
- 13 アルケニルエチレングリコール基質の香月-シャープレス反応と天然物合成への活用(口頭発表の部)
- 43 キラルα-アセチレンアルコール形成法を基軸とするイソプレノイド天然物の合成(口頭発表の部)
- 16 ビシクロ[2.2.1]ヘプタン系キラル素子の合成と天然物合成への活用(口頭発表の部)
- P-46 プロテアソーム阻害活性天然物Salinosporamide Aの合成研究(ポスター発表の部)
- 25 Martinellaアルカロイドの不斉全合成(口頭発表の部)
- P-66 抗腫瘍活性天然物irciniastatinA/psymberinの全合成研究(ポスター発表の部)
- P-50 (+)-Martinellineの全合成研究(ポスター発表の部)
- 78(P-75) 抗腫瘍活性シクロファン系天然物Cylindrocyclophane類の不斉全合成研究(ポスター発表の部)
- 97(P-30) 新規Caspase-1阻害天然物Pentenocin類の合成と絶対構造の決定(ポスター発表の部)
- 26 触媒抗体17E11の利用による糖鎖合成の簡便化(口頭発表の部)
- 26 触媒抗体による位置および立体選択的加水分解反応(口頭発表の部)
- PKA融合ホタルルシフェラーゼを用いた細胞内cAMPレベルの測定法
- プラズマcyclic AMPの簡便な測定法〔英文〕
- P-22 新規多環性リコポジウムアルカロイド類の構造と推定生合成経路(ポスター発表の部)
- 麻黄附子細辛湯の作用機序に関する検討
- 40. 血管平滑筋におけるトロンボキサンA_2受容体刺激によるホスファチジルコリン水解
- グリア細胞におけるトロンボキサンA_2受容体情報伝達系
- 31B-05 麻黄附子細辛湯のグリア細胞に対する作用の解析
- トロンボキサンA_2受容体サブクラスと新しい情報伝達系
- FMLPとPMAによる活性酸素生成とMAPキナーゼ活性化のCa^非依存的な相乗作用
- マストパランによる RBL-2H3 細胞からのヒスタミン遊離とホスホリパーゼDの活性化
- I-C-9 葛根湯, 小柴胡湯および麻黄湯のウサギ培養アストロサイトにおけるプロスタグランジン生成およびイノシトールリン脂質水解への作用
- 59(P-16) Dictyostelium属細胞性粘菌の二次代謝産物と生物活性(ポスター発表の部)
- 会合蛋白質によるG蛋白質共役型受容体の制御 (第5土曜特集 最新 G蛋白質共役受容体研究--疾患解明とシグナル制御の新時代) -- (受容体の解析・制御のあらたな視点)
- Gタンパク質共役型受容体機能の会合タンパク質による調節(誌上シンポジウム)
- 26. ウサギ血管および血小板に対する新規トロンボキサンA_2受容体遮断薬Z-335の作用
- 58(P-27) 冬虫夏草Paecilomyces tenuipesより得られた新規トリコテカンの構造と生物活性(ポスター発表の部)
- 三量体Gタンパク質を介する情報伝達における脂質ラフトの役割(誌上シンポジウム)
- ケラチノサイトでのP2Y2/4受容体を介したIL-6産生におけるERK及びcalcineurinの協調的作用 (生体機能と創薬シンポジウム2007--創薬研究のルネサンスをめざして 講演要旨集)
- 脂質ラフトとその解析法
- 皮膚保護作用を有するセラミドの生理作用発現機構に関する研究
- 序文
- Gタンパク質共役型受容体の新たな機能及び調節機構(誌上シンポジウム)
- 細胞情報伝達系への影響より評価した三黄瀉心湯の作用 (第14回天然薬物の開発と応用シンポジウム 講演要旨集) -- (シンポジウム-2 漢方薬の基礎研究から新しい臨床研究への展開)
- グリア細胞に標的を有する神経細胞保護薬の開発を目指して
- ホスホリパーゼA_2活性調節とその測定法
- I. ラジオルミノグラフィによる二次元放射能分布検出, 定量, 画像化システムの進歩
- グリア細胞の神経保護作用
- マストパランの薬理活性 : シグナル伝達への関与
- 天然由来物質バイカレインによるmitogen-activated protein kinase(MAPK)カスケードの抑制
- PKA融合ホタルルシフェラーゼを用いた細胞内cAMPレベルの測定法
- 神経幹細胞の概日リズムの制御機構と生理的役割
- 40 抗腫瘍活性天然物 : (+)-irciniastatin A/psymberinの全合成(口頭発表の部)