我が国のゴルフ場におけるクリーピングベントグラスおよびケンタッキーブルーグラス葉腐病菌(Rhizoctonia solani)の菌糸融合群
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概要
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One hundred and seventeen isolates of Rhizoctonia solani Kuhn were obtained from creeping bentgrass [Agrostis stolonifera L. var. palustris (Huds.) Farw] and Kentucky bluegrass (Poa pratensis L.) with symptoms of brown patch disease on golf courses in Japan from 1997 through 2006. Based on colony morphology and restriction fragment length polymorphism (RFLP) analysis using the internal transcribed spacer region of ribosomal DNA (rDNA-ITS), 96 isolates (82.1%) were identified as R. solani AG-2-2 IIIB, and 21 isolates (18.0%) were R. solani AG-1 IB. On the basis of the results of this report, brown patch on creeping bentgrass is mainly caused by R. solani AG-2-2 IIIB nearly throughout Japan and on Kentucky bluegrass it is caused by R. solani AG-1 IB in the cool weather area in Japan.
- 2008-02-20
著者
-
戸田 武
ノースカロライナ州立大
-
小林 真樹
(株)理研グリーン
-
早川 敏広
株式会社理研グリーン・グリーン研究所
-
百町 満朗
岐阜大学応用生物科学部
-
戸田 武
Department of Plant Pathology, North Carolina State University
-
矢口 重治
株式会社理研グリーン・グリーン研究所
-
小林 真樹
株式会社理研グリーン・グリーン研究所
-
佐々木 伸浩
株式会社理研グリーン・グリーン研究所
-
小林 真樹
理研グリーン
-
百町 満朗
岐阜大応生
-
百町 満朗
岐阜大応用生物科学部
-
戸田 武
Department Of Plant Pathology North Carolina State University
-
早川 敏広
株式会社理研グリーン
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