コミュニケーションの組織とテクストにおける人称 : 人称の様相についての問題提起
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概要
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現代日本語の小説の表現を、テクスト言語学のたちばから、コミュニケーションの組織との関連で理解することが本研究の目的である。特に、テクストのコミュニケーションの組織を、その参加者のフレームワークの基本モデルを参照することで、テクストの人称の組み合わせの類型をより明示的に理解する可能性がある。その類型のありように応じた理解や効果の可能性を人称の様相と呼び、その考え方の提案および問題提起をおこなう。La celo de tiu ci artikolo estas kompreni la esprimo de modernaj japanaj noveloj lau tekstlingvistika vidpunkto, koncerne organion de komuniko. En komuniko de teksto, se ni referencos la modelonde partoplenanta framo, ni komprenos la tipon de persona kombino. En tiu ci artikolo, mi nomas la eblecon de la kompreno kaj efekto, kiu respondas la tipo de persona kombino, "modaleco de persono". Ce tiu ci propono, ni esploras iom problemon.
- 上越教育大学の論文
- 2008-02-28
著者
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