エネルギー教育実践校活動報告 : 「安全で安心な生活とエネルギー・環境」1年次の内容

概要

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本稿は平成15年度エネルギー教育実践校活動報告書をもとに作成したものである。本年度が実践校の1年次にあたり,応募の経緯を含め,実践の様子や評価,課題,次年度の方針等を示した。「エネルギーと環境」は生活に密着した課題で,しかも地球規模の問題でもある。私たち人類は日々この課題と向き合い,考え,判断し,行動し続けていかねばならない。そのための基礎作りを初等中等教育で培っていく必要がある。大学との連携も視野に入れて「安全で安心な生活とエネルギー・環境」を3ヵ年のテーマに,1年次のテーマを「身のまわりのエネルギーや環境に興味関心を持ち,私たちの生活と結びつけて考えよう」として,計画し応募した。1年次の活動は夏からであったが,エネルギー情報センターからの様々な支援により,計画を実施することができた。調査の結果,それらの活動が生徒の心に残るものもあったことがわかり,成果が認められた。一方,実践した結果,いくつかの課題も残った。2年次の計画にこれらの課題を加え,活動していこうと考えている。
お茶の水女子大学の論文