漁船の甲板上海水打ち込みについて : 自然の風波中における相対水位変動
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概要
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It is noteworthy that the shipping water onto deck which occures when the relative wave elevation along the side of a boat gets being over the upper deck side line or bulwark top line is one of the important factors of the capsize of fishing boats. The experiments with a 2m radio controlled model boat in the wind waves were caried out to clarify the statistical properties of the relative wave elevation and the shipping water on deck. As the results of these experiments, the statistical model of the relative wave elevation and occurance of the shipping water were estimated by the analysis of the results of these experiments. The characteristics of these phenomena could be clarified as follows. 1) It was deduced that the variances of the relative wave elevation were large at the foreword of a ship hull in head and bow seas and at the sternward in the following and quartering seas and also, they were larger at weather side than at lee side in the bow, beam and quartering seas. 2) The probability of occurance of the shipping water has the similar tendency to the values mentioned above, however, there is no significant difference between at weather and lee side in their magnitude. 3) It is remarkable that the values of a frequency-band width parameter ε for the relative wave elevation is very large i.e. 0.6〜0.9.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 1980-01-15
著者
-
松岡 達郎
Department Of Fisheries Faculty Of Science University Of Papua New Guinea
-
川島 利兵衛
北海道大学水産学部
-
川島 利兵衛
北海道大学水産学部運用学教室
-
松岡 達郎
北海道大学水産学部
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