群馬県F市高齢者の生活習慣と接地足裏の関連について(第一報) : H地区における接地足裏の状況

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
群馬県F市H地区の高齢者51名に対して、介護予防施策の基礎データを得るために接地足裏、ADL、および運動機能の状況を調査した。調査内容は、1)スタピロスコープによる接地足裏測定、2)身長、体重、体脂肪率、血圧などの身体計測、3)問診による健康状態のチェック、4)問診による日常生活活動テスト(ADL)、および5)65歳〜79歳対象の新体力テストを基にした握力、上体起こし、長座体前屈、開眼片足立ち、10m障害物歩行の運動機能測定であった。その結果、接地足型(接地足底部)、接地足趾部のタイプと日常生活活動テスト得点とは関連がみられなかった。しかし、接地足型のタイプと運動機能測定で得られた長座体前屈得点との間には有意な相関が認められた。これらのことから、転倒予防を含めた介護予防施策として、運動機能を向上させる取り組みが必要と思われた。

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク