外鼻孔画像の認識技術を利用したポインティングデバイス
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概要
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本研究では,外鼻孔画像の認識技術を利用し,カーソルを操作者の鼻孔の動きに追従させるポインティングデバイスを開発した.パソコンにUSB接続されたCCDカメラで操作者の外鼻孔付近の画像を撮像し,この二値画像を基にテンプレートマッチングを行って操作者の外鼻孔の位置を探索する.カーソルの移動方向は,画面中心と外鼻孔の位置座標から計算される.本デバイスでは,テンプレートの生成から使用環境の構築完了までを自動化している.本研究では,画面解像度1024×768のPC画面上四隅に目標となるアイコン(サイズは32×32)を配置し,画面中心からそれぞれのアイコン上にカーソルを移動させる時間を計測した.その結果,約5[s]で移動させることが可能であることが示された.
- 2007-10-04
著者
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新川 拓也
大阪電気通信大学工学部医療福祉工学科
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新川 拓也
大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科
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新川 拓也
大阪電気通信大学大学院医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻
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岸本 将志
大阪電気通信大学大学院医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻
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山岸 和明
大阪電気通信大学大学院医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻
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新川 拓也
大阪電気通信大学
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