部分計算を用いた手生成の高速化
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概要
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近年のプロセッサの速度向上は,クロック速度の向上とスーパースケーラなどの命令レベル並列性によってもたらされたものだが,その一方でパイプラインの段数が深くなり,分岐予測が外れた時のペナルティは大きくなっている.ゲームプログラミングにおいては条件分岐を多用することが多いが,効率の良いプログラムを作成するためには,なるべく条件分岐を削除し,必要な条件分岐についてはなるべく分岐予測が当たるように考慮することが必要になる.本研究では,将棋の手生成プログラムを題材にして,部分計算により簡潔に書かれたプログラムから条件分岐の数の少ないプログラムを作成することを試み,その効果を確かめた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-05-31
著者
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