成人看護学実習における看護学生のアロマテラピー効果
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概要
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学生にとって患者とのコミュニケーションは緊張の連続であり,ストレスフルな悩みの一つである.アロマテラピーは,香りを嗅ぎながら患者の肌に直接触れて安心感を与えること,コミュニケーションを図る利点がある.今回,本研究において実習中,アロマテラピーを取り入れ,その効果を明らかにすることを目的とした.対象は看護短期大学3年生78名と成人看護学実習中に受け持った患者である.調査内容はアロマテラピーの方法・目的・内容・効果・学生自身の感想について行った.その結果,患者との関係が良くなり,コミュニケーションがとりやすくなった.リラックスできたなどがあった.つまり,アロマテラピーを通してアロマオイルの香りや,直接触れるということを契機にコミュニケーションがとりやすくなったのではないかと考えられる.また,実施者によるタッチングにおいて,患者の肌に直接触れることで安堵感を与えることも明らかになった.
- 2006-12-06
著者
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