中高生に中国語を教えるということ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本学では地域の中高生に向けた中国語講座を開催した。中国語学習の動機付けでは、ツールとしての語学習得だけでなく、外国語を学ぶというそれ自体に意義があることを認識させることに配慮した。中国語の学習が、高大一貫教育の取り組みの中で、国際理解を深め、誠意ある態度で人と接することのできる人間を育て、生涯学習につながることを目標にした。授業は、(1)積極性を引き出す、(2)達成感を味合わせる、(3)連帯意識を高める、(4)協調性を養うなどの目的意識を持って展開した。課題としては教科書の選択に注意を一層払うこと、授業評価アンケートから発音指導の徹底が求められたことが挙げられる。大学は今後とも、地域の高校中国語教育の支援に誠意をもって応えていく必要がある。
- 2005-03-31
著者
関連論文
- 連動文の範疇とレベル別教授法
- 「要是〜,就〜」構文について
- 中高生に中国語を教えるということ
- 中国語教育における中国の歌の効用について : 中国語の歌的要素を発音練習に取り入れる試み
- 中国語授業の工夫 : 近年の実践から
- 中国語学習に不可欠な言葉の背景知識
- 中国語の描写性を豊かにする文法項目
- 中日両国間における諸問題の底流
- 中国語類義語の差異や互換性
- 中国語教授法の変遷
- "給"をどこまで、どう教えるか
- 「キラキラ星」のメロディによる中国語の声調指導研究