中国語教授法の変遷
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概要
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新旧の中国語教科書と教授法を比較形式で説明し、自分なりの見解を示した。発音では、従来の指導方法を踏襲しながらも、個々の教師が持っているアイディアを学習者に紹介すべきだと考える。年齢が40代を越えた教師は古い発音や文法が知らない間に染みついているので、日々の研鑽により、これらの影響を最小限にくい止めなければならない。ピンインは発音表記以外にも、文法の認識をはぐくむ重要な要素なので、これまで以上に神経質な取り組みが必要だ。使用する教科書が決まったら柔軟に対応し、学習者の中級段階(生涯教育)を見据えながら、何を、どこまで、どう教えるのかを熟慮した効果的な教授が求められる。
- 長崎ウエスレヤン大学の論文
- 2005-03-31
著者
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