「つどい」について : 精神障害のある人々のエンパワーメント活動
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概要
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「つどい」は、沖縄で精神障害のある当事者の人たち(以下、当事者)の活動から生まれた、オリジナルなスタイルの活動で、大きい見方をするとピア・カウンセリングの1つの形態ともいえます。筆者は、沖縄でこのつどいに数回参加させてもらう機会があり、そこで、当事者の方が自分の思いや意見を自由に発言している姿に感動を覚えました。しかしながら、この「つどい」についての解説や手順のマニュアル的なものがない現状です。この「つどい」を筆者なりに定義してみると「精神障害のある方を中心に、定期的に集まり、一定のルールに従って、決められたテーマについて、自分の気持ち・考えを自由に話し、自己のエンパワーメントを高めていく活動」といえます。
- 長崎ウエスレヤン大学の論文
- 2005-03-31
著者
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