3.トゥールミンモデルを用いた意志決定過程を組み込んだ環境教育の授業設計
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概要
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社会科における環境教育において対象とするところの環境問題は,ジレンマ状態にあることが多い。そのような状況下での意志決定過程を充実するために,本研究ではトゥールミンモデルに着目した。そして,トゥールミンモデルの中の,特に留保条件に注目しながら,意志決定過程への有効な組み込み方を調べるために実験授業を行った。その結果,トゥールミンモデルを何度も作り替えさせながら討論的授業を進めることが,自己の意志決定の質を高めるのに有効であることが明らかとなった。
- 京都教育大学の論文
- 1996-03-29
著者
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