サハリンにおける蝦夷層群研究史
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概要
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サハリンの白亜系蝦夷層群の研究は,古生物学や層序学の発達と国際的な政治情勢により,4段階に区分される.第1期(1860-1905)には,開拓者により地質調査と化石の記載が行われた.第2期(1905-1945)には,サハリン北部は主にソビエト連邦の研究者により,サハリン南部は日本の研究者により調査された.第3期(1945-1989)の間,サハリンの白亜系は多くのソビエト連邦の研究者により調査され,特にナイバ地域において包括的な研究がなされた.第4期(1990以降)には,日本とロシアの共同研究グループが組織され,生物学的古生物学,タフォノミー,古地磁気層序学,同位体層序学など様々な観点からの研究が進められている.
- 国立科学博物館の論文
- 2005-12-28
著者
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前田 晴良
Department Of Geology And Mineralogy Graduate School Of Science Kyoto University
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重田 康成
Department of Geology and Paleontology, National Science Museum
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重田 康成
Department Of Geology And Paleontology National Science Museum
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前田 晴良
Department Of Geology And Mineralogy Division Of Earth And Planetary Sciences Graduate School Of Sci
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