触媒担持高反応性コークスの反応後強度(製銑)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The development of production and utilization technology of highly reactive coke is significant in order to improve blast furnace reaction efficiency. In this report, the post-reaction strength of catalyst-doped highly reactive coke was investigated. The reaction between coke and CO_2 was stopped at the weight loss of 20% and the reaction temperature was adjusted so that the reaction lasted for a constant period. In this experimental condition, the reaction temperature of highly reactive coke was lower than that of normal coke, which corresponds to the decrease in the thermal rezerve zone temperature in blast furnace. First, a decrease in reaction temperature made the reaction of the catalyst doped nut coke more homogeneous, which increased the post-reaction strength of the highly reactive coke produced by post-addition of catalyst to coke method, however, decreased that of the highly reactive coke produced by pre-addition of catalyst to coke method. Secondly, the post-reaction strength of catalyst-doped highly reactive coke produced by post-addition of catalyst to coke method became equal to or greater than that of normal coke. The kinds of catalysts and the catalyst adding method affects the porosity distribution of coke after reaction and hence the postreaction strength of coke to a great extent. Suitable selection of catalysts and its addition method to coke leads to the highly reactive coke with post-reaction strength greater than that of normal coke. Catalyst-doped highly reactive coke seems to be promising to improve blast furnace reaction efficiency.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 2007-01-01
著者
-
内藤 誠章
新日本製鐵(株)技術開発本部環境・プロセス研究開発センター製鉄研究開発部
-
野村 誠治
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
-
内藤 誠章
大阪大学 大学院工学研究科
-
山口 幸一
新日本製鐵(株)大分製鐵所
-
野村 誠治
新日本製鐵
-
内藤 誠章
新日本製鐵(株)第三技術研究所
-
野村 誠治
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター
関連論文
- コークス中に添加された酸化鉄触媒のその場観察と反応機構
- 高膨張圧炭細粒化による膨張圧抑制
- 触媒担持グラファイトを用いたCO-CO_2共存下における高反応性コークスのソリューションロス反応特性基礎検討
- 高炉の非定常現象の可視化方法の開発(高炉計測制御技術,高炉その2,製銑プロセスの環境調和・資源対応力強化を目指して)
- 高炉操業解析総合支援システムVENUSの開発
- 高炉の非定常現象の可視化方法の開発
- コークス強度と気孔構造の関連性の定量評価
- 高反応性コークス使用による高炉内反応効率向上技術(高炉)(製銑プロセスの機能強化と新展開)
- 高反応性コークス使用による高炉内反応効率向上技術
- 単一気孔内におけるコークス気孔内ガス化反応のシミュレーションのためのセルラーオートマトン法の開発(高温プロセス基盤技術)
- CO2ガス化反応後コークスの破壊強度
- イナート粒度がコークス強度に及ぼす影響(コークス性状,コークスその1,製銑プロセスの環境調和・資源対応力強化を目指して)
- 69.石炭の装入密度上昇によるコークス気孔構造変化
- コークス中の欠陥の定量評価とそのコークス強度への影響 : 高強度コークス製造技術の開発-1
- 石炭軟化・再固化過程における体積変化がコークス炉の軟化溶融層内ガス圧に及ぼす影響
- コークス炉炉幅方向における膨張および収縮挙動
- コークス炉における膨張圧と焼減り
- 炉高方向のコークス焼減り現象
- 6-1.石炭軟化溶融層のガス透過係数(Session(6)コークス製造と利用)
- 52.石炭乾留ガスからの熱分解カーボン生成速度とタール性状
- 47.石炭乾留ガスからの熱分解カーボンの生成速度
- 石炭装入時の発塵性の検討 : コークス炉カーボン付着抑制技術の開発-7
- 2716 DEMを用いた粉体シミュレーションにおける新規粒子形状表現法(OS27.一般セッション(2),ポスターセッションP-5)
- 劣質資源・環境対応型コークス製造技術の研究(進歩賞(学術部門),平成17年度 日本エネルギー学会)
- 28 低温熱保存帯の生成要因に関する検討(還元基礎, 反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 110 各種塊鉱石の高温性状(反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 109 高炉シャフト部における塊鉱石の粉化・還元性状(反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 高温域における球形コークスの反応にともなう組織変化と粉発生挙動(コークス)(製銑プロセスの機能強化と新展開)
- 高温域における球形コークスの反応にともなう組織変化と粉発生挙動
- 都市ごみ直接溶融炉における可燃ダスト吹込み技術(高温プロセス基盤技術)
- No.48 触媒担持高反応性コークスの反応挙動(熱分解・コークス,その他)
- 宇宙線ミュオン測定による高炉の炉内検知
- 16 高被還元性焼結鉱高炉使用試験 : 高被還元性焼結鉱の製造 3(焼結事前処理・焼結操業, 製銑, 日本鉄鋼協会第 110 回講演大会)
- 1-4-3 350℃程度の穏和な溶剤処理を利用した褐炭の改質(1-4 コークス1,Session 1 石炭・重質油等,研究発表)
- 1-6-4 穏和な溶剤処理を利用した低品位炭の改質(1-6 ガス化・改質,Session 1 石炭・重質油等,研究発表)
- 27 断熱型高炉内反応シミュレーターの開発(還元基礎, 反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 高Ca炭配合による高反応性コークスの製造 : 高反応性コークス使用による高炉内反応効率向上技術-1
- S分配比による高炉炉床通液性の推定
- 高反応性フェロコークス製造技術の基礎検討(新たなコークス製造技術,コークスその2,製銑プロセスの環境調和・資源対応力強化を目指して)
- 72.石炭-触媒事前混合法による高反応性コークス製造
- NMRによる石炭の粘結性評価とコークス化性の関連(新コークス製造技術開発の現状)
- 12.NMRによる石炭の粘結性評価とコークス化特性の関連
- 石炭粘結性に及ぼすプラスチック添加の影響
- 26.石炭粘結性に及ぼすプラスチック添加の影響
- 石炭粘結性に及ぼすプラスチック添加の影響
- 新世紀における高炉操業の進展と研究開発(製銑プロセスの環境調和・資源対応力強化を目指して)
- 触媒担持高反応性コークスの反応後強度(製銑)
- 触媒表面担持高反応性コークスの特性(製銑)
- 高炉還元材比低減のためのシャフト効率向上技術
- 製銑
- 製鉄用コークス炉を活用した廃プラスチック化学原料化技術の開発(学会賞(技術部門)受賞技術)
- 19.コークス炉における廃プラスチック・リサイクル技術の開発およびLCA検討
- 30.コークス炉化学原料化法による廃プラスチック処理技術
- コークス炉による廃プラスチックリサイクル技術の検討
- 溶銑レベル計の作動原理
- 26 高炉内ヒートパターンに及ぼす鉱石中水分の影響(還元基礎, 反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 95 高炉反応条件下でのコールドペレットの強度劣化機構(コークス性状評価, 製銑基礎, エネルギー回収, 製銑, 日本鉄鋼協会第 109 回講演大会)
- 104 コークス内装コールドペレットの還元挙動 : コークス内装コールドペレットの研究 IV(焼結 (3)(4), ペレット, 製銑, 日本鉄鋼協会第 108 回(秋季)講演大会)
- 高炉炉床スラグ温度の推定と脱硫解析への適用
- 微粉炭揮発分の高炉還元材比への影響と混合微粉炭の燃焼挙動(製銑)
- 原料炭中の塩素の定量と熱分解過程における原料炭中塩素の挙動
- 69.コークス化過程における原料炭中塩素の挙動
- 高Ca炭使用による高強度・高反応性コークス製造および高炉内反応効率向上技術(コークス製造技術への展開,劣質な石炭のコークス化機構解析とコークス強度評価)
- 北海製鉄(株)室蘭第2高炉における高Ca高反応性コークス使用操業結果 : 高反応性コークス使用による高炉内反応効率向上技術-2
- コークス炉による廃プラスチックリサイクル操業実績
- 29 スラグーメタル反応による Si の移行メカニズムについての考察(還元基礎, 反応解析, 流動, 伝熱プロセス解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 113 回(春季)講演大会)
- 100 羽口コークスサンプラーにより採取された融着物の解析(高炉内容物の挙動, 計測, 高炉内反応, 製銑, 日本鉄鋼協会第 114 回(秋季)講演大会)
- 高強度高反応性コークス製造・使用技術の開発
- 65.石炭事前処理技術とコークス強度
- 劣質炭使用による高強度・高反応性コークス製造技術
- 高炉法とPCI : 微粉炭吹き込み(石炭(12))
- 低還元材比操業技術とリサイクル技術
- 製銑技術(日本が誇る伝えたい技術)
- コークス炉における廃プラスチック乾留時の塩素の挙動(製銑)
- イナート粒径がコークス強度に及ぼす影響
- 酸化鉄触媒添加コークスの反応挙動
- 石炭乾留挙動に及ぼす添加プラスチック粒度の影響
- 焼結鉱の還元に及ぼす鉱石層厚の影響
- 高炉内条件下での焼結鉱の還元挙動
- 多機能溶融炉における含炭ダスト塊成鉱の還元挙動
- 多機能還元溶融炉におけるダスト還元時の操業諸元
- Mn, Si を用いた高炉炉熱管理
- ダスト処理・多機能還元溶融炉の開発
- 炭材内装熱間成型ブリケットの昇温条件下での還元・浸炭挙動
- 高温性状試験装置による高炉内還元挙動評価
- 炉芯内凝固物の炉下部物質移動・伝熱挙動に及ぼす影響評価 (高炉炉下部非定常伝熱モデルによる炉芯内温度推移解析 - 2)
- 液流れを考慮した炉芯の非定常伝熱解析(高炉)(製銑プロセスの機能強化と新展開)
- 液流れを考慮した炉芯の非定常伝熱解析
- 高炉炉下部非定常伝熱モデルによる炉芯内温度推移解析
- 高炉内半径方向各部位での焼結鉱還元挙動
- 討 3 高炉内をシミュレートした条件下での焼結鉱の軟化溶融挙動(I 鉄鉱石類の高温における還元・溶融機構, 第 107 回 講演大会討論会講演概要)
- 88 高炉内における水性ガスシフト反応 : 高炉内反応シミュレーターによる炉内反応解析 III(高炉操業 (1)(2)・高炉プロセス解析 (1), 製銑, 日本鉄鋼協会 第 106 回(秋季)講演大会)
- 57 多段反応帯モデルによる焼結鉱還元解析(製銑基礎, 高炉 (4) システム・耐火物・コークス, 製銑, 日本鉄鋼協会第 107 回(春季)講演大会)
- 86 高炉内反応シミュレーターの開発 : 高炉内反応シミュレーターによる炉内反応解析 I(高炉操業 (1)(2)・高炉プロセス解析 (1), 製銑, 日本鉄鋼協会 第 106 回(秋季)講演大会)
- 3 焼結鉱の高炉内還元挙動と JIS 還元率の関係(高炉内反応(焼結鉱挙動)・高炉操業, 製銑, 日本鉄鋼協会第 111 回(春季)講演大会)
- 49 還元過程における焼結鉱の気孔構造変化 : 高炉内反応シミュレーターによる炉内反応解析 IV(焼結操業解析, 焼結設備, 焼結性状, 製銑, 日本鉄鋼協会第 109 回講演大会)
- 都市ごみ直接溶融炉可燃物吹込みにおけるガス化・燃焼挙動
- コークス充填層における吹込み可燃物のガス化・燃焼挙動
- 高炉の低還元材比操業技術について
- 循環型社会を指向した製銑プロセス技術の展開