コレステロール負荷時におけるキノア蛋白質のコレステロール上昇抑制効果
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概要
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キノアより蛋白質画分(QPro)を取得した。マウスに0.5%コレステロールを含む食餌を基本とし,これにQProを0%(コントロール群),2.5%および5.0%添加(QPro添加群)して4週間経口投与した。QPro添加群とコントロール群間で食事摂取量,体重増加に有意差を認めなかった。QPro添加群では血清と肝臓の総コレステロールの上昇を有意に抑制した。QPro添加群の糞中胆汁酸量は14日目でコントロール群に比べ増加した。肝臓におけるHMG-CoA reductaseの発現は,コントロール群に比べQPro添加群で有意に減少した。これらの結果より,キノア蛋白質画分の血清および肝臓コレステロールの上昇抑制作用は,糞中への胆汁酸排泄の促進およびコレステロール合成系酵素の抑制にあると推察した。
- 昭和女子大学の論文
- 2005-12-01
著者
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高尾 哲也
昭和女子大学生活科学部
-
高尾 哲也
生活機構研究科
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油原 佳奈
生活機構研究科生活科学研究専攻2年
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鶴岡 裕香里
生活科学科
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須田 沙織
生活科学科
-
渡辺 睦行
生活科学科
-
中津川 研一
生活機構研究科
-
高尾 哲也
昭和女子大学健康デザイン学科
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