シラスの物理的・力学的性質に関する研究(第1報) : 未攪乱試料の剪断試験について
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概要
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シラスの未攪乱土としての剪断試験を行い次の結果を得た.(1)自然の含水比15〜24%においては, 強度は大体一定の値(内部摩擦角53〜50°, 凝集力1.5kg/cm^2)をもつており, 30%近くなると急にその強度を減ずる.(2)試験結果より得た値をFELLENIUSの理論に適用してみると, この試験の範囲ではシラスの崖は割合に安全なもののようである.(3)シラス層中の軽石あるいは礫は, 強度の点において自然の含水比の範囲ではシラスの安定性を増しているようである.
- 鹿児島大学の論文
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