グローバル共創企業の人材育成(第3報告,統一論題報告,日本経営教育学会 第53回全国研究大会)
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概要
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わが国企業のグローバル化は現在さらに進んでおり、他社との戦略的提携などが推進されている。しかしその結びつきは限定的なものである。本来のグローバル共創企業とは国籍や文化の異なる複数企業が、その独立性を維持したままで、広範な分野で、しかも長期間にわたって結びつきを深め、相互に相手から優れたものを学び、またお互いの強みを持ち寄って新しい事態に共同して取り組むという姿である。出資比率にものを言わせて経営陣を送り込む支配や一方的な技術移転を行なう関係ではない。日産とルノーの関係はこのグローバル共創企業の一例と考えられる。両社の提携ではビジョンの共有化、行動指針の策定、制度構築が進められ、多部門において、しかもさまざまな階層を対象に取り組んでいる。相手の文化を尊重し、謙虚に学ぼうとする人材を育成して派遣し、コミュニケーションを円滑にするために技術や製品、部品に関する用語の共通化にも取り組んでいる。
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- 県内団体・企業ヒアリング (新潟県経済の国際化に関する調査研究)
- V部 新潟県周辺の各県企業の海外進出状況 : 各自治体の調査から (新潟県経済の国際化に関する調査研究)
- 新潟県経済の国際化に関する調査研究[目次]
- 企業内研究開発者の年齢意識 : 5ヵ国比較 (No.46 研究人材マネジメント : 最終報告)
- 企業内開発研究者の職業意識 : インドと日本の比較 (No.45 研究開発マネジメント : 日本と外国の比較)
- 第2部 研究人材のキャリア : 研究者と年齢的限界
- インドネシアの日系企業
- アジア進出日系企業における人材教育
- 高齢者雇用先進企業の人事管理方法に関する調査研究報告書
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