実践経営学の方法
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概要
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山城章によれば、実践経営学の方法とは「知識-能力-経験」の三者の統一された研究態度を意味する。これは経営者の育成においても普遍であるが、国際化するわが国企業の海外拠点の現地子会社トップの育成という観点からみた場合、非常に示唆的である。国際競争に勝てる企業グループを構築するには、日本本社と連携する現地子会社に優秀なトップを置かねばならず、その育成が重要である。KAEの原則からすれば、知識(K)の体系化や経験(E)の計画的付与により、現地トップの能力(A)を向上できる余地が大きいにもかかわらず、現実にはそれが不十分であることが多い。今改めて、KAEの原則に則った取り組みが求められている。
- 日本経営教育学会の論文
- 1999-06-25
著者
関連論文
- グローバル共創企業の人材育成(第3報告,統一論題報告,日本経営教育学会 第53回全国研究大会)
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- 県内団体・企業ヒアリング (新潟県経済の国際化に関する調査研究)
- V部 新潟県周辺の各県企業の海外進出状況 : 各自治体の調査から (新潟県経済の国際化に関する調査研究)
- 新潟県経済の国際化に関する調査研究[目次]
- 企業内研究開発者の年齢意識 : 5ヵ国比較 (No.46 研究人材マネジメント : 最終報告)
- 企業内開発研究者の職業意識 : インドと日本の比較 (No.45 研究開発マネジメント : 日本と外国の比較)
- 第2部 研究人材のキャリア : 研究者と年齢的限界
- インドネシアの日系企業
- アジア進出日系企業における人材教育
- 高齢者雇用先進企業の人事管理方法に関する調査研究報告書
- 地場産業と後継者育成(統一論題「地域産業の発展と後継者育成マネジメント」)