経営貢献を目指した小集団活動の体系的・総合的自己評価方法

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概要

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近年,小集団活動は活動の対象や範囲を拡大しており,経営業績に貢献することが求められている.そして,小集団活動がもたらす成果については,有形効果や財務的な効果に加え,人的能力・組織能力の向上や,知識創造などの無形の効果を評価することも重要となっている.しかし,現状では,活動の成果を評価する方法は主に有形の効果の評価であり,有形・無形効果を総合的に評価する方法は確立されていない.本研究では,小集団活動に期待される効果を明確にし,それらを評価する方法を提案する.次に,小集団の能力レベル(成熟度)を評価する方法を提案する.これらの評価法は(1)小集団自身の自己評価(2)管理者・推進者が小集団活動の育成・指導にために用いる評価方法の二つの方法から構成される.そしてBSCの視点を用いた,ライフサイクルアセスメントの手法を提案している.この新たな評価方法の活用により,小集団活動がより一層活性化することが期待されている.
2006-10-15

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